40代から取れる資格|「経験の延長」「応募要件」「独立」の3タイプで選ぶ【2026年版】

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「40代から資格を取っても遅いのではないか」という不安から検索される方が多いテーマです。結論から書くと、40代の転職そのものは毎年一定数起きており、遅すぎるということはありません。ただし、20代・30代とは資格の効き方が変わります。ここでは公的統計と、資格ごとの現実的な立ち位置を整理します。

先に結論

  • 40代の資格選びは「これまでの経験と地続きか」で決まります。経験と無関係な資格をゼロから取っても、書類選考の材料になりにくいためです。
  • 未経験の職種に移りたい場合は、資格が応募要件になっている職種(登録販売者、介護、保育、医療事務など)を選ぶと、資格が実際に効きます。
  • 難関国家資格(社労士・行政書士・中小企業診断士)は、40代でも挑戦者が多い一方、合格までの学習時間が数百〜1,000時間規模になります。学習時間を確保できる生活かどうかを先に見積もってください。
  • 40代は教育訓練給付金を使いやすい年代です(雇用保険の加入期間の条件を満たしやすいため)。同じ講座でも実質負担が変わるので、対象講座かどうかを必ず確認してください。

40代の転職は実際どれくらい起きているのか(公的統計)

厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」による、年齢階級別の転職入職率です。

年齢階級 男性 女性
40〜44歳 5.9% 10.0%
45〜49歳 5.8% 8.3%
50〜54歳 4.7% 7.1%
55〜59歳 5.4% 4.7%

※転職入職率=その年に転職して入職した人の割合。出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」(全体では入職率14.8%、離職率14.2%)。

40代前半の女性は10.0%、つまり10人に1人が1年のあいだに転職して新しい職場に入っています。40代の転職は例外的な出来事ではありません。一方で、20代と比べれば率は下がるため、「応募すれば決まる」段階ではなく、応募先を選ぶ精度が問われる年代だといえます。

40代の資格選び:3つのタイプに分けて考える

タイプ 狙い 向いている資格 注意点
A. 経験の延長で価値を上げる いまの仕事の評価・年収を上げる、社内で異動する 簿記2級、FP2級、宅建士、ITパスポート、MOS 短期間で取れる分、資格単体の差別化は小さい。実務と組み合わせて示す
B. 資格が応募要件の職種へ移る 未経験から別の業界に入る 登録販売者、医療事務、保育士、介護系、キャリアコンサルタント 資格取得後の給与水準・勤務形態を先に確認する
C. 独立・開業を視野に入れる 将来的に自分で仕事を取る 社労士、行政書士、中小企業診断士 学習時間が大きい。合格後も登録費用・集客が必要

資格別・40代からの現実(12資格)

資格ひろばでは、主要12資格それぞれについて「40代・社会人から始める場合の実態」を個別にまとめています。気になる資格から読んでください。

A. 経験の延長で価値を上げる

B. 資格が応募要件の職種へ移る

C. 独立・開業を視野に入れる

40代が使いやすい「教育訓練給付金」

教育訓練給付金は、雇用保険の被保険者(または離職後1年以内など一定の条件を満たす人)が対象講座を受講したときに、受講料の一部が支給される制度です。雇用保険の加入期間が要件に含まれるため、就業年数が長い40代は条件を満たしやすい年代です。

区分 給付率 上限
一般教育訓練給付 受講費用の20% 10万円
特定一般教育訓練給付 最大50% 25万円
専門実践教育訓練給付 最大80% 年間上限あり

対象講座かどうかは資格ではなく講座単位で決まり、最終的な可否はハローワークで判断されます。詳細は教育訓練給付金で取れる資格12選申請方法・必要書類ガイドをご覧ください。

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40代の学び直しは「給付金の対象か」で実質負担が変わる

BrushUP学びは、全国の通学・通信講座を67,000件以上掲載している資格・スクール情報サイトです。気になる資格を選んで無料で資料請求でき、受講料・学習期間・教育訓練給付金の対象かどうかを、手元に届いた資料で比較できます。同じ資格でも講座によって給付金の対象・対象外が分かれるため、申し込み前に複数の資料を並べて確認すると判断を誤りにくくなります。

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40代で資格選びを間違えやすい3つのパターン

  1. 「食いっぱぐれない資格」だけで選ぶ:需要があっても、自分の経験と接点がなければ採用にはつながりません。需要と自分の経験の重なりで選んでください。
  2. 学習時間の見積もりが甘い:難関国家資格は数百〜1,000時間規模の学習が必要とされます。1日1時間なら1年以上かかる計算です。まず勉強時間の確保術で生活の中に時間を作れるか確認してください。
  3. 取得後の働き方を調べていない:資格を取ったあとの勤務形態・給与水準・求人数を確認しないまま受講すると、費用を回収できません。資格ごとの詳細記事で、取得後の実態を先に読んでおくことをおすすめします。

よくある質問

Q40代から資格を取るのは遅いですか?
遅くはありません。厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」では、40〜44歳の転職入職率は男性5.9%、女性10.0%で、40代の転職は毎年一定数起きています。ただし20代と比べると率は下がるため、応募先と資格の組み合わせを絞り込む必要があります。
Q40代・未経験から取るなら、どの資格が現実的ですか?
資格が応募要件になっている職種を選ぶと、未経験でも資格が実際に効きます。登録販売者、医療事務、保育士、介護系がこれに該当します。ただし勤務形態や給与水準は職場ごとに異なるため、取得前に求人情報で確認してください。
Q40代で難関国家資格に挑戦するのは無謀ですか?
無謀ではありませんが、学習時間の確保が最大の壁になります。社労士・行政書士・中小企業診断士はいずれも長期の学習が前提です。仕事や家庭と両立できる学習時間を先に見積もり、確保できないなら短期で取れる資格から始めるほうが現実的です。
Q40代でも教育訓練給付金は使えますか?
年齢による制限はありません。雇用保険の加入期間などの条件と、受講する講座が指定講座であることの両方を満たせば利用できます。就業年数が長い40代はむしろ条件を満たしやすい年代です。
Q40代女性におすすめの資格はありますか?
性別で分けるより、働き方の希望(扶養内で働きたい、フルタイムで働きたい、在宅で働きたい)から絞るほうが実用的です。資格ひろばでは主要12資格について、主婦・女性の視点からの実態記事も用意しています。
Q資格を取れば年収は上がりますか?
資格手当がある職場では直接反映されますが、資格の取得だけで年収が上がることは一般的ではありません。資格が応募要件になっている職種へ移る場合や、社内評価に組み込まれている場合に効果が出ます。個別の年収への影響は職場ごとに異なるため断定できません(不明)。

出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」/教育訓練給付制度の区分・給付率は厚生労働省の公表資料にもとづきます。数値は2026年9月時点で確認できた内容です。制度は改定される場合があるため、受講前に必ずハローワークまたは公式サイトでご確認ください。

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